三養荘の


三養荘(さんようそう/伊豆長岡温泉)
伊豆長岡、源氏山の山ふところに抱かれた三養荘。

昭和4年、旧三菱財閥の創始者岩崎弥太郎氏の
長男久彌氏の別邸として建設されました。

「三養荘」とは、岩崎家の家訓とされていた
蘇東坡(そとうば)の「三養訓」に由来するもので、
岩崎家の別邸当時から呼ばれていた名称をそのまま継承しています。

現在の旅館として営業を始めたのは、
昭和22年。15棟として営業を開始した当館も現在では40棟ございます。

四季の移ろいが美しい庭園は3,000坪。

春は枝垂れ桜・どうだんつつじ・さつき、夏ははなしょうぶ、
秋はもみじやどうだんつつじの紅葉、冬は寒桜・梅などなど。

言葉では言い尽くせません。

庭園中央には、池を配し周辺の緑とともに「水の音」がこころを和ませてくれます。

庭園を一望するには、高台に建つ「東屋」がおすすめ。

三養荘全景を一望できる絶好のビューポイントです。

本館は、日本建築伝統を今に伝える重厚な風格を、
新館は建築家村野藤吾氏の設計による数奇屋造りを、
それぞれ存分に堪能していただけます。

山海の滋味を生かした懐石料理に舌づつみを・・・

伊豆長岡は、
「海・山それぞれの幸」に
恵まれた好立地であります。
「海の幸」は駿河湾
相模湾産の新鮮な素材を。
「山の幸」は修善寺
天城の新鮮な素材を。
料理長が季節に応じて最良の
調理法でみなさまにご提供します。
目・鼻・舌で存分に
ご堪能いただければ幸いです。

日本建築伝統の雅と寛ぎをお楽しみ下さい
                                                 本館客室の一例
本館客

巨匠・名工たちが腕を競い、
日本旅館を代表する貴重な建築として古くから名士たちに愛されてきた由緒ある本館(10棟)。
客室の名称は「能」に由来し、客室それぞれに趣が異なり、
床柱・なげし・げた・欄間などは細部に至るまで技を凝らしている。
一部の部屋には、表面が波を打つ昔ながらの「ゆがみガラス」を使用しております。
靴脱ぎ石には、一辺が3mはある「鞍馬石」。 これほどの一枚岩はというほどの大きさです。

館客室

新館は、文化勲章受章者で建築家 
村野籐吾氏の設計による純日本風数奇屋造りのお部屋は、
それぞれのお部屋に坪庭に配しており自分だけのプライベート空間をお楽しみいただけます。
中でも和室には「源泉掛け流し温泉」が併設されており、
ご滞在中お好きなお時間にご利用いただけます。
平成の匠たちがひとつひとつ技を極めた作品。客室名称は「源氏物語」に由来しております。

                                                    温泉大浴場
泉名 伊豆長岡温泉

泉質 アルカリ性単純温泉

効能 リウマチ性疾患、運動器障害、神経麻痺、病後回復期他

四季の自然美と日本建築の伝統美